ずっとVacation

毎日やっていくぞ

2023年の近況とTXTについて語る

特になんてことはないんですがね。

またはてなブログを始めようと思います。(2年ぶり2回目の宣言) というかひとつ前の記事で「ブログやるぞ!」と宣言しておいてそのまま放置していたのを読んで思わず笑っちゃった。有限不実行にも程がある。

数ヶ月前から病気の体験談を少しずつ文字に起こしていて、でも、この作業がすごくつらいんですよね。 自分の病気を取り巻く環境だとか、一見すると暖簾に腕押しのように思える体調を良くするための努力だとか、心の奥底に封印して見ないようにしていたものを、ひとつひとつ、かさぶたを剥がして傷口に塩を塗り込むような思いをしながら書いています。なんでそんなしんどいことをするの?ってそりゃあ第一に当事者の人たちの役に立てばいいという思いがあるからなんですが、書いているわたし自身がちょっと疲れました。

なので、息抜き用にこちらのブログで少しずつ普段思っていることを書こうかと。

最近は某KPOPアイドルに熱中していて、今月末は推しとの対面接触にいくので湧き立っています。HYBEは年頃の男の子たちに衣装と称して絶対に短パンを履かせるからすごい。自社のアイドルには膝小僧を露出させないと気が済まない社風なんだと思う。パンPDのせいでわたしの封印していた性癖に火がついたのでヲタク化が止まりません。どうしてくれるパンシヒョク。

まどか☆マギカにハマっていたというのでも有名な、BTS大ヒットの立役者パンPDですが、アイドルのプロデュースに要所要所にアニメ的な要素が入っているんですよね。

youtu.be

このMVを見ていただければわかると思うんですが、 音楽プレーヤー、某漂白剤のCMを想起させるような屋上ではためく白いタオル、保健室で眼帯をして横になる少年、脈絡もなく生えている天使の羽根と放課後の教室、等々、90年代〜ゼロ年代に二次元が大好きだったヲタクには響く要素しかないんですね。

完全に碇シンジくんなんだよなあ……。カセットテープ+孤独な少年のモチーフって三次元でも全然成立するんですね(それはヨンジュンさんの顔がいいからだ)。

初見で綾波レイポジションをボムギュくん(美少年)が演じるのを見て、PDは絶対変態だと確信したシーンですね。パンPDはエヴェも好きだったんでしょう。

学ランじゃなくてブレザーなのがわかってますよね、運営さすがやで。 制服姿も謎に血飛沫が吹いているのもよき。中学2年生の頃って謎に血がついた制服姿の絵に惹かれていた気がする。

少年二人の背中合わせってもう最高しかないやつなのよ。4月のたまアリ公演でヲタクが一番沸いてたシーンです。

ここのカンテヒョンくんは『最終兵器彼女』っぽさもありますよね。セカイ系作品×美少年の相性の良さ。

ここからは新海誠みのターン。

このMVの終わりは新海誠『君の名は』を思わせる、流れ星を見て走り出す少年の描写もあるので、日本の有名なアニメ作品から少しずつモチーフを拝借しているのは火を見るよりも明らかでしょう。 また、このMVが韓国語ver.ではなく、日本語ver./日本市場向けということからも、しっかり日本のヲタクに刺さりにきているのがわかりますね。TXTは二次元が好きなヲタクにも優しいグループです!という強い意志を感じます。

HYBEのすごいところは、日本市場向け・グローバル(韓国国内)向けでしっかりMVないしスタイリングないし、ヴィジュアルイメージを変えているところなんですが、それは韓国語ver.を見ればなんとなくわかると思います。同じ曲なのにMVのコンセプトがガラッと変わると印象も異なりますよね。

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グローバル(韓国国内)向けでも短パン衣装のコマが絶対ある。ここは揺るぎない部分なんでしょう。

このように、ざっと見ただけでも、日本のカルチャーでは二次元のキャラクターが演じるモチーフ・シーンを、韓国では美少年や美少女アイドルが演じるようになっているんですね。HYBEの男性アイドルではそれが特に顕著なように思われます。 わたしは何度かTXTの現場にも足を運んでいるんですが、ファン層も様々です。もちろん10〜20代の若い女性も多いのですが、わたしの時代だったら二次元のヲタクだったであろう雰囲気の女性も多いように思われます。それこそ二次元かと見まごうほどに、MVの作り込みやビジュアルが緻密で考え込まれている証左でしょう。

以上、長々語りましたが、最近はアイドルのコンテンツをとても楽しんでいます。 自分自身の人格形成の上で一番重要な、思春期に好きだったモチーフがこれほどまでに詰め込まれてますからね。 反応せざるをえないのでしょうね。ははは。

ちなみに、ミンヒジン率いるNewjeansでは、グループのコンセプトそれ自体にY2K(year 2000)のテイストがふんだんに散りばめられているのですが、 ゼロ年代の日本のカルチャーが好きだった・その時代に思春期を過ごした人は思わず「お!」と感じられる小物やモチーフもたくさんMVやメンバーの衣装に使われているんですよね。 現在10代の人たちには新しく、そしてゼロ年代カルチャーを通過してきた人には懐かしく感じられるものづくりの姿勢には脱帽してしまいます。

まあこれについてはまた別の記事で書きたいと思います。Dittoについてはかなり言いたいことがあるんだよな、女子だけの空間の演出の仕方がリアルすぎてPDの性癖が"ガチ"だと感じられて、怖かったのよ。ほんとに。

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ダラダラ赴くままに書いてきましたが、このブログでは、自分のうちなる魂からでた咆哮(ここはわらうところ)と日常についてのんびり書いていけたらいいなという感じです。 今回こそはブログ更新続くといいね。ファイティン!