ずっとVacation

毎日やっていくぞ

日記:年末に向け、やっていき。

ようやく仕事がひと段落したので今日は一日家を掃除したり、クリスマスツリーを出したり 身の回りのものを整頓した。 余裕があるので考え事も捗る。 ヴェイユが『工場日記』のなかで、「労働の効率を上げるために考えることを放棄せざるを得ない。それが悔しい」みたいな ことを書いていたけどまさにそう。 仕事をしているとゆっくり自分のことを考えたりする余裕がなくなる。 目の前のタスクをひたすらやって、終わった後には疲労困憊している。 「考える時間を捨てていることに賃金が払われているようだ」、ともヴェイユは述べていたけど わたしの今の仕事は単純作業の繰り返しなので彼女の工場労働の環境とも似ているなーとか思いながら コーヒーを飲んでいた。 考える時間を確保するぞ。よし。

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どうしよっかなー、次の文フリ......

次に作りたい本の構想を練るなどしていた。 自分の体力とも相談しながら、次の文フリでも本を出したいねえ。 日記を書くという行為をもう一度自分の中で見直したい機運が高まっているので、 文フリで購入した他の方の日記本を読んだり、日記本と言われるジャンルの本を読み直したりしている。 先行研究、先行研究。

文章を書くことにもっと自由になれたらいいのだけど、 自分の体力が無尽蔵にあるわけではないので、ひとつひとつ方針を明確に見極める必要がある。

どのような文脈に自分の日記が位置付けられるのか、読んだ人に何か少しでも残せるものになればいいんだけど。

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最近読み直している本たち。 わたしのZINEでも言及したものですが、やはり自分の価値観の基盤になっているので 何度でも読み直してしまうよ。 ブコウスキーは飲んだくれのおじさんで冷笑的な文章を書く人なんだけど、郵便局員を定年まで勤め上げた偉いおじさんだよ。 ヴェイユは言わずもがな。工場労働でくたびれた日々を日記に書いてるよ。 「仕事つらすぎ、セーヌ川に飛び込みたい」みたいなことを言っている頭いい哲学者のお姉さんです。 どの時代の人でも仕事が辛いと川に飛び込みたくなるんだ、と純粋に驚いた記憶がある。 セーヌ川はめちゃくちゃ汚いらしいけどね。