ずっとVacation

毎日やっていくぞ

宮脇咲良さんについてさらに考えていた

there-there.hatenablog.com

の記事を書いた後、また数日にわたって宮脇咲良さんのことを考えていました。 いや、懲りないな、オタクか?まあツッコミはいいでしょう。

引用した宮脇咲良さんのインタビューの記事について、「これ、よくよく考えたら本当に凡庸でありきたりなことを言っている」、と感じる人もいるだろうな、と思ったんですよ。

以下に再掲します。

prtimes.jp

Q:高校生にとっては受験だったり、社会人だと新生活が始まったりする時期ですが、選択に迷っている方に対してどのようなメッセージを送りますか?
誰しも人生の選択をするときはすごく迷い、悩むと思います。私自身も実際たくさん悩みましたが、それほどその物事に対して真剣だという証拠ですよね。実際選んでからでないと後悔するかうまくいくかはだれにも分かりません。その道を選択した瞬間になにかが決まるのではなくて、選んだ後そこからどう努力をするかで、正解だったかどうかが決まると思います。自分自信を信じて日々挑戦してほしいですし、くじけたり悩んだりするときも、初心を思い出してなぜ自分がこの道を選んだのか、というのを思い出して常に挑戦する気持ちを持っていて欲しいです。

いや、わかるって。 自分の努力が大事って、そんなん学校で死ぬほど教師に言われたわ、ってみんな感じたと思うんですよ。 わたしも思いましたもん。 でも、彼女がどれだけ魂を削ってきたか、彼女のパフォーマンスが向上したことを何年も追っていれば わかるんですよ。宮脇咲良さんの「努力」という言葉が生半可なものじゃないと。

ということで時系列で宮脇咲良さんの成長がわかるパフォーマンス動画を挙げておきますね。

韓国活動前(PRODUCE48)

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はい。AKB時代に専門家からダンスや歌のレッスンを受けていない、という彼女が言っていましたがそれがよくわかりますね。 この頃の宮脇さんは日本のアイドルとして最適化されているな、という印象です。 ちなみに表情管理はこの頃から随一でカメラの方を向いて顔をしっかり作れていますね。 彼女の卓越したステージングの一つです。

IZ*ONE期

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IZ*ONEのメンバーに選ばれ、徐々に韓国のアイドルらしくなってきた頃です。 ダンスも努力し、上達したのがわかりますね。SSS期にはダンスブレイクメンバーに選ばれました。 03:49ごろのダンスブレイクを見てください。 ビジュアルも磨きがかかっています。前髪あり咲良さんのビジュアルは最高。 本人もこの頃のビジュアルはお気に入りだったみたいで、ラジオでも発言がありました。 なお、咲良さんはこの後 Fiesta期で覚醒し、 Panoramaのピンク髪でK-POPヲタクの度肝を抜く最高ビジュアルを叩き出すのですが それについてはまた次の機会に。

現在(LE SSERAFIM)

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え、速いて。この曲めっちゃ速いって。 こんなにテンポの速い曲でもダンスをちゃんと踊れるようになっているんですよ。 運動神経がない、と公言していたあの宮脇さんがですよ!? ここまで来るのに彼女がどれだけ努力したか....... 血の滲むような練習量が伺えます。 わたしはダンスのことは全くの門外漢ですが、 IZ*ONE期よりも力強く身体を使えるようになっていますね。 表情管理もさらに進化して、大人らしい挑発的な顔つきも格好良いですね。

......

宮脇咲良さんの活動を追っていると、彼女が努力を惜しまず、良い自分自身を見せよう、と思ってくれているんだと 感じます。 一番顕著なのはダンスなどステージでの姿ですが、韓国語の上達もその一つです。 最初は辿々しい、カンペを丸暗記したような韓国語で、IZ*ONEの日本人メンバーの中でも 上達は早い方ではなかったのですが、今や問題なく韓国のバラエティ番組で活躍しています。

宮脇咲良さんの成長ぶり、そして彼女が自分自身を信じて努力し練習し自己研鑽するその姿に 日々励まされています。 わたしは病気になってから長い間、自分の可能性を信じられない時が続いたのですが、 宮脇さんのその姿に単純に勇気づけられたんですよね。わたしもがんばろって。 だから、本当に宮脇さんはわたしの恩人なんです。彼女がステージで輝き続ける限り、わたしも自分の人生を諦めないで歩み続けようと思います。 ありがとうさくちゃん。ありがとう、わたしの推し......

日記:喫茶店でのんびりしようぜ。

12/21

09:45 p.m.

今週は仕事があまりなさそうだ。 朝起きて太極拳をする。マンションのエントランスで初めて太極拳をやったけど、案外いいんじゃないかこれ?

体調が悪いので作業を後回しにしてプールで泳ぐ。左の首がちょっと痛い。不安を不安だと認識しないように脳を使う。案外修行すればできるものだ。身体については考えない。持病を抱えてる者にとってはこれが1番大事。

青空文庫萩原朔太郎「喫茶店にて」/坂口安吾「暗い青春」「私の葬式」を読んだ。 萩原朔太郎は詩も好きだけどエッセイも彼の感性が存分に発揮されていて、なおかつ読みやすくていい。さらに、青空文庫で大量に作品を読めるので人にも勧めやすい。 朔太郎のエッセイでは、銀座の喫茶店に大阪の知り合いを連れて行ったときの思い出が描かれている。 喫茶店ではわずかいっぱいばかりの紅茶を飲み、ぼんやりと時間を過ごしている人たちを見て驚いた大阪の知人。 朔太郎はこう言う。

「......都会生活の気分や閑散を楽しんでるのだ。これが即ち文化の余裕といふものであり、昔の日本の江戸や、今の仏蘭西の巴里などで、この種の閑人倶楽部が市中の至る所に設備されてるのは、文化が長い伝統によつて、余裕性を多分にもつてる証左である。」

茶店でのんびりできるのは文化的余裕があるからなせること、ということだが、自分の普段のせかせかしてのんびりできてない生活を振り返らずにはいられなかった。(ああ……) 最近ようやく心にゆとりができてきて、ドールに通って本を読んだり、メモを取ったりできるようになってきたのは良い兆候。ゆっくりしようぜ。YouTubeを見てるのもほどほどにな。

坂口安吾のエッセイについては、安吾節炸裂といった感じ。彼が芥川龍之介の甥と仲が良かったと言うのは初耳。 といっても、甥のほうは小説を書いてはいるが、1度も発表したことがないとのこと。彼について知らないのも当然か〜 当分暇な時は、青空文庫で自分の好きな作家の文章でも読んでいこうか。積ん読が多いので、少しずつそちらも崩しながら……。

www.aozora.gr.jp

1218

次も日記本を作るぞーと言っておきながら何も進んでいない。無。 月日会に入らないと書かない気がする。どうしよう。どうもしない。

2012年ごろの自分のブログに「いいね」がついていて戦慄している。誰...... そういうわけで自分の過去のブログを読んでふふう、となっていました。頑張って書いてるね、君。 10年以上前の自分は実質的にもう他人だよな。細胞も何もかも新しくなっているから。ということで羞恥心もなく記事を読み返して楽しんでいました。 あの頃の自分、今元気にやってるよ。 頑張って生きてくれてありがとうね。

アランウーレンミルズのニットが暖かくて今朝は助かった。 軽いし暖かいし、わたしが求める冬服の条件にぴったりだ。 今年はおしゃれする気力がない時はこればっかり着ることになりそう.....

日記:ぐるっと動いている日常

この1週間はタスクが多くて、なおかつそこそこ仕事もあり忙しかった。 内省する時間が取れてないよーーー

今週は、新しく身体の治療をしてもらう鍼灸院が決まった。 8月から紆余曲折あり、ようやく落ち着いたのでホッとしている。 これから少しずつ先生と関係性を作って完治まで病気の治療をする。 慢性疼痛に詳しい先生で、わたしのような症例を多く見ているそうなので この先生と二人三脚で病気を治すぞ!と意気込んでいた火曜日。

合間の時間でちょこちょこ文フリと日記祭で買ったZINEやら日記本を読む。 日記にもいろいろなスタイルがあるナァ、と感じる。 わたしは、自分がその日何を食べた、とか、何をした、とか 生活のためにした行動にあまり関心がないタイプなのかもしれない、と他の人の日記を読んでいて思った。 色々な日記、色々な毎日がある。 人には人の乳酸菌。人には人の日記スタイル。 あまり考えすぎると日記論になってきてしまいそうなので思考を中断する。

日記屋月日さんで見かけた、エリック・ホッファーの日記本が気になっている。

そもそもエリック・ホッファー自体が気になる。 幼少期に両目の視力を失ったが、ある日突然視力を回復したらしい。 一体何があったんだ....... 読みたい本がたくさんある。 生活と体調が落ち着きつつあるので、また読書を再開したい。

いい感じの冬服が欲しいけど、いい感じの冬服は高いなーと思っています。 セールまで待つとしよう、ホトトギス

日記:宮脇咲良さんのことを考えていた

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次は文フリで私の思い出のラジオ番組についてつらつらと語るラジオエッセイ本を出そうと思っています。
今日は、宮脇咲良さんの「今夜、咲良の木の下で」という番組について思い出しながら原稿を書いていました。

宮脇咲良さんのインタビューやら来歴やらを調べていたのですが、去年のデジハリ大のCMのインタビューが好きです。

文字起こしver. はこちら。

prtimes.jp

Q:高校生にとっては受験だったり、社会人だと新生活が始まったりする時期ですが、選択に迷っている方に対してどのようなメッセージを送りますか?
誰しも人生の選択をするときはすごく迷い、悩むと思います。私自身も実際たくさん悩みましたが、それほどその物事に対して真剣だという証拠ですよね。実際選んでからでないと後悔するかうまくいくかはだれにも分かりません。その道を選択した瞬間になにかが決まるのではなくて、選んだ後そこからどう努力をするかで、正解だったかどうかが決まると思います。自分自信を信じて日々挑戦してほしいですし、くじけたり悩んだりするときも、初心を思い出してなぜ自分がこの道を選んだのか、というのを思い出して常に挑戦する気持ちを持っていて欲しいです。

宮脇咲良さんについて私たちが語るとき、必ず彼女の「努力」について言及しないといけないと思っている一オタクのわたしですが、ここのインタビューでも彼女がいかに努力を大切にしているかわかるので引用しました。
彼女の人生の哲学は、決定論じゃないんですよね。そこが魅力的だと思います。
人間が努力しても成し得ることができることって僅かだと思うんですけど、彼女はどこまでもどこまでも、自分の可能性を信じているところが人間らしくて好きです。
こんなにビジュアルもいいのに、それに甘んじない姿勢。
宮脇咲良さんのことを貪欲、と言い切る方もいますが、彼女は自分の可能性、そして未来を信じているから努力することをやめないのだと思います。その姿って単純に美しいな、と思いました。

大学生の時に自由意志や決定論などを少し齧りましたが、神の意志によってある程度物事の未来が決まっているとしても、 最後は人間の働きかけでそれをちょっと横にずらすことができる、何かを変えることができる。
と思えると生きるのが楽しくなってきませんか? わたしだけかな。

情けないと思っていた自分の日々を綴った日記本を販売したら、自己信頼を回復できた

12月10日、下北沢のBONUS TRACKにて日記屋月日さん主催の日記祭が行われた。
いわゆる個人の日記をまとめた本を売るイベントだ。
月日さんの月日会に参加していたこともあり、縁あって委託販売という枠で
わたしが文フリで販売したZINEも置いてもらえることになった。

正直、文フリであんなに冊数が売れると思っていなかったので、 月日さんに委託した本の冊数も10冊未満で少ない。
(元々増刷する予定はなく、文フリの売れ残りを日記祭に出そう、と予定していた) でも自信がなかったが故に、「この冊数でも売れ残るかもな......」と思っていた。
SNSでの知名度も少ないし、頑張って宣伝して売れ残ったらさらに惨めだと思った。
前日に告知だけした。

結果として、自分がお願いしていた分の本は午前中には売り切れたらしい。
中にはサンプル本を買ってくれた方もいたし、売り切れた後にわたしのZINEを 求めて買いに来てくれた方もいたそうだ。
嬉しくて心がじーんとした。人は本当に心があったかくなるとじーんとなる。

ZINEで綴ったわたしの日々は、わたしが情けない、惨めだ、と感じていた日々の記録で、
でも、それをお金を払って読んでくれた/読もうとしてくれた人がいるという事実に心が震えた。
自分が「どーしよもねぇな」と思っていた時間は決して無駄じゃなかったんだ、と思えた。
わたしが自分から「恥ずかしい」「みっともない」「無価値だ」、と切り捨てていた日々を、読んでくれた人がいるということ。
そのことがただただ嬉しい。大袈裟かもしれないけど、自分の人生の一部が肯定してもらったような気がした。

わたしは自己卑下が強い。思春期のころから自分に自信がなかった。
自分に自信がない割に、周りの人を見下していたクソメン*1だ。
病気になってからそれは加速して、どんどん自分のことが信じられなくなった。
自分のことが信じられなくなると、他人の言うことばかり聞くようになる。自分のことを決められなくなる。何もできなくなる。
そんな状態でもなんとか自分のことを信じられるようになりたくて、暗闇の中をもがいてなんとか光を掴みたくて書いたのがあの日記本だった。

慣れない編集作業、告知、販売等々、体の痛みがある中で行うのは簡単ではなかったけど、
ZINEを売り切った今、やって良かったと思える。
気づいたらわたしの心には、大きな、大きな灯りが灯っていて、
そんな自分のことを信頼できるようになっていた。

自分のダメだと思っていた日々にも価値があったんだ、と信じられるきっかけをくれて、
購入してくれた皆さんには本当に頭が上がりません。ありがとうね。
自分の人生に自信がなくなっている時こそ、日記を書いてて良かった。
過去の自分と現在の自分、ありがとう。そして未来の自分も、このことを決して忘れないでね、と 心にこの気持ちを残したくて今日は記事を書きました。
サンキュー、自分。

*1:おぎやはぎのメガネびいき」内でのリスナーの名称。ちなみに女性にはクソガールという。自分に自信がないのに、周りの人間をなんとなくバカにしているのが特徴。ちなみにモテない。なお、わたしはクソメンと自称する方が五感が好きなのでクソメンと呼称していく

日記:小学生とガチ喧嘩した

タイトルの通りです。

通っている市民プールで小学生男児とガチでやり合ってしまった。

市民プールに対する愛情が強いので、(週3くらいで通っている)、基本的に ルールを守らない利用者に対してついムッとしたり嫌な態度が出てしまうところがあるのですが、 今日は危険だな、と感じたことがあったので、小学生に対して声を荒げて注意してしまった。

潜水でコースレーンに入ってくると間違えて頭を踏んづけてしまうので、 「危ないよ!」と話したわけですね。実際にあと一歩で踏んでしまうところだったし。

そこで話が終わったかと思いきや、小学生の子はわたしに注意されたのが不服だったのか、 プールを出たあと、室内の受付のおばさんに「30代後半のお姉さんに頭を踏みつけられた」と 虚偽の報告をしているではありませんか。

30代後半、と言われてプチ、となってしまいました。いや、30歳になったばかりやけどもってね。
たまたま帰る際にその現場に出くわし、「いや、違いますけど。」と話に割って入り、
バトルが始まってしまいました。
うーむ。
ちなみに男児の頭は踏んでません。わたしを勝手に加害者にするな。
わたしが状況について詳しく説明すると、男児が「僕、被害者なんですよ!(だから僕の主張が正しい)」と言ってきたので
そこでプツ.....と堪忍袋の緒が切れてしまいました。
いや、なんやねん、と。
受付のおばさんも事が大きくなってきたようだと察したのか、男性の監視員さんを呼びつけ、 仲裁に入ってもらうことになりました。

わたしは不正義を許せない性質でして、
虚偽の報告をした挙句わたしを加害者に仕立て上げようとした男児に対して本気でやりあわねばならない、と腹を括りました。
今思い出すと笑止千万ですが、悪の芽を早いうちに摘み取らねば、くらいに思ってしまったんですね。
最初から最後までことの経緯をまた切々と話し始めました。
すると男児は分が悪いと思ったのかバツが悪くなったのか、その場を走って逃げ去りました。 いや、なんやねん。やりあえよ。

結局引率の大人とも話し合い、その場は丸くまとまったのですが、なんか割り切れない気持ちのまま 今、日記を書いていますね....

その男児は、注意されてバツが悪くて、優しい受付のおばさんに構ってもらいたくて、そういう、ある種虚言が入り混じるような振る舞いをしたのだと思うんですが、 嘘をついてまで同情をしてもらいたい気持ちが理解できなくてモヤモヤしています。

わたし自身、親にそういう構い方・甘やかされ方をして育っていないので、
「嘘はだめ、不正義は不正義」なんですよね。そこは否定しないといけない。 「真実はいつも一つ」なんですよ。

わたしは「子供だから優しくしてもらえる」「相手が大人だから折れてもらえる」という体験を経験した事がなくて、 それを意図的に引き出そうとした男児の振る舞いに少し感情的になってしまったなあ、と思っております。
甘えを容認できないのは、自分が子供の時に親に甘えさせてもらえなかったからなのかな、なんて思ったりね。
でも、わたしはこれからも他人の甘えは容認できないんだろうな、とも思いました。
優しくするのと受け入れるのは違うので。

自分の生育環境と、価値観について再確認する事ができた一日。
明日はゆっくりしたいね......