ずっとVacation

毎日やっていくぞ

特にない

今日は友人とあまいものを食べに都内まで外出した。

去年くらいから恒例行事として、あまいものを年始に食べ、集うことするようになったけれど、(集う、と書いておきながらわたしと友人の二人きりなのだ。お互い共通の知人が少ないので)毎年話している内容が大して変わらない気がする。いや、内容はそのときそのときで変わっているかもしれないけれど、わたし自身の感じている手ごたえがいつも変わらない気がするのだ。わたしのことばが宙へと投げ出され、向かいにあるはずのひとが誰もキャッチしてくれないような、そんな感じ。

でもこれはその友人と話している時だけではなく、わたしがひと全般とコミュニケーションしているときに起こっている気がする。

いつもいつも、自分の投げているボールが相手のキャッチャーミットにちゃんと収まっていないような、そういう気持ち悪さがある。

もちろん、わたし自身の、わたしのことばでひとに伝える能力それ自体にもなんらかの問題があるとは思う。 

でも、それにしても、この噛み合ってなさは多すぎる。

そういう気持ち悪さ、噛み合わなさを感じるとき、わたしはいつも世界からしめだされている。

わたしは、わたしであって、誰とも混じり合うことのないわたしである、という事実を突きつけられている。

こういうとき、わたしはどうしようもなく孤独になる。

わたしのことばは誰にも届かない、力のないものである、そうわたしの外側から言われているような気がする。 

この、わたしが感じる噛み合ってなさはどこからきているのか、まだはっきりとわからない。でも、それは世界がわたしを拒絶している顕れなのかもしれない。

わたしはわたしの世界に取り残されている。